一般的な乳酸菌の摂取
乳酸菌の摂取について、とくに決まりはありませんが、食品から摂取する場合には、他の食品と一緒に食事をする時間帯に摂取するのがいいのではないでしょうか。
乳酸菌は、胃酸にとても弱いという性質がありますので、空腹のときにこの成分が含まれている食品を摂取すると、胃酸の働きによって、腸まで届きにくくなってしまうからです。
サプリメントなどの錠剤で乳酸菌を摂取する場合には、それぞれの製品に用法が詳しく説明書に記載されていますので、そういったものにしたがって摂取すればいいのではないでしょうか。
乳酸菌が含まれている食品を毎日食事として摂取するのについては、何の問題もありませんし、副作用を気にする必要もないといえるでしょう。
ただし、摂取する際には、基本的には常に乳酸菌の効果が持続してくれるように、一定の量のこちらの成分を毎食時に食べることが重要となってきます。
そのためには、食事のなかで、乳酸菌が含まれている食品をメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。
この菌は、胃酸に弱いため、生きたまま腸まで伝えていくためには、ほかの食品と同時に摂取するのが理想的だといえるのではないでしょうか。
もちろん、食後のデザートとして摂取するのもいいですし、食間でもかまいません。
その理由として挙げられるのは、乳酸菌には、この菌だけではなく、乳酸菌生成物質も効果を高めてくれると言った作用があるからです。
ただし、食品として摂取しても、すぐに効果があらわれるわけではありません。
最低でも数か月継続して摂取し続けなければならないといえるでしょう。
この菌を摂取しはじめて数か月後には、腸内環境も整いますし、善玉菌の理想的な環境へと整ってきますので、頻繁に乳製品などを摂取する必要がなくなります。
どの食品にもいえることですが、効果を実感できるまで継続して摂取することが必要なのです。
つまり、最初の数か月は、毎食積極的にこの菌の含まれている食品を多めに摂取し続ければ、腸内の環境も善玉菌の理想環境も整ってきます。
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