乳酸菌とヤクルト
75年以上もヤクルトが研究し続けている乳酸菌のシロタ株は、L.カゼイ YIT9029とも呼ばれていますが、その働きについては、日本国にだけではなく、世界の医師や科学者から注目を集めています。
一人でも多くの人が健康になるような願いを実現するために、医学博士の代田稔氏は、予防医学を志して、微生物の研究へと進路を決めました。
そして、昭和5年に、胃液や胆汁などのような消化液に負けない生きたまま腸まで到達して、悪い菌を減らしてくれる乳酸菌を発見しました。
こちらの菌をさらに強化して培養することができるようになったのですが、それが、後に「乳酸菌 シロタ株」と呼ばれているラクトバチスルカゼイシロタ株なのです。
健康維持に役に立つこの優れた菌を、数多くの人たちに摂取してもらうために、飲みやすくて美味しい乳酸菌入り飲料として商品化しました。
このようにして、昭和10年には、乳酸飲料「ヤクルト」が販売され始めたのです。
では、どのような人たちに乳酸菌を摂取することが必要なのでしょうか。
多くの現代人は、不規則な生活リズムで偏った食生活になってしまっているのが現状です。
睡眠リズムが乱れていたり、食生活が偏るなど、ちょっとしたことの積み重ねが、腸の中で悪い菌を増殖させる要因となるのです。
日ごろから健康に気遣っている人も、つい忙しくて生活リズムが崩れてしまっている人も、積極的に乳酸菌を摂取http://www.sensor-nets.org/taiminngu.htmlしたいものです。
中でも、ヤクルトが使用しているシロタ株は、胃液などの強い消化液にもめげず、生きたまま腸内まで到達するので、とても効率よく摂取することができます。
また、もともと腸内に住んでいたビフィズス菌が増加して、大腸菌群が減少するなど、腸内環境と整えてくれます。
腸内にいる悪い菌が生成を抑える働きもあるのです。
シロタ株は、そういった効果を発揮するプロバイオティクスの代表だともいえるでしょう。
プロバイオティクスとは、腸内で良い働きをしてくれる菌のことで、その代表が乳酸菌だといえるでしょう。
おなかへの幅広い効果が期待できるのです。
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