乳酸菌とアイスクリーム
乳酸菌は、熱や酸には弱いのですが、凍らせても活動を停止するだけで、また温まると活動しはじめるという特徴があります。
凍らせたからと言って、菌が死んでしまうことはないのです。
つまり、フローズンヨーグルトを食べたとしても、食べることによって、溶けていきますので、再び活動を開始しはじめるのです。
ただ、段々と菌は死滅していってしまうので、そういったことから、一般的にアイスクリームには賞味期限がないのにもかかわらず、フローズンヨーグルトには、賞味期限が記載されているのではないでしょうか。
とはいえ、多くの乳酸菌は、ビフィズス菌と同様に、凍らせてもなかなか死滅しません。
低温や乾燥といった状況には強いといえるでしょう。
実際、乳酸菌の株の保存には、液体窒素が使用されていると言われているほどです。
氷点下192度でも生きているのですから、一般的な冷凍庫の温度で保管しても、全く問題はありません。
一般的に、ビフィズス菌を含んでいる乳酸菌というものは、水や酸、熱に弱く、嫌気性だとされていますので、乳酸菌飲料http://www.californiastemcell.com/yakuruto.htmlなどの場合は、乳酸菌そのものではなく、その死骸を飲んでいるということになってしまいます。
ただし、冷気には強いので、フローズンヨーグルトなどは、体内に摂りこまれれば再び活動を始める場合も多いようです。
そもそもヨーグルトというのは、一般的な呼称であって、食品衛生法においては発酵乳と呼ばれています。
牛乳を原料としており、乳酸菌や酵母を加えて発酵させて、風味を良くしたもののことをいいます。
厚生労働省によると、無脂乳固形分8.0%以上で、乳酸菌や酵母の数が1千万/mlのものが発酵乳だと定められています。
プレーンヨーグルトやナチュラルヨーグルトは全脂無糖で成分としては牛乳とほぼ同じなのです。
つまり、牛乳や脱脂乳を乳酸菌を使用することによって発酵させたもののことを言います。
フローズンヨーグルトは、その名の通り、冷凍されているアイスクリーム状になったヨーグルトのことを言います。
これらの善玉菌は、凍らせると活動を停止しますが、温められると再び活動を再開するという特徴があります。
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